占いに救われた私

3年前の冬、私は失意のどん底にいました。
それまで勤めていた会社が経営不振で倒産し、職を失いました。
再就職先を探すも不況のなか、思うように就職活動が進まず焦る毎日でした。
そんななか、それまで私がどのような状況に置かれたときでも味方になってくれた彼女から一通のメールが来ました。
「将来が不安になりました。別れてください。」そう書かれたメールに、私の目の前は真っ暗になりました。私の人生は終わった、そういう気持ちでうつうつと過ごす日々が続きました。
何とかしてそんな私を救いたい、大学時代の友人が強い意志を持って私が引きこもるアパートまで訪ねてきてくれました。話のなかで友人が失恋から立ち直るきっかけになったのが、ある人気占いのサイトだったということでした。友人がすすめてくれるままに、まずはインターネットでその占いサイトのくちこみを閲覧してみました。
そこには私と似たような失恋体験をした人、私以上につらい思いをしている人からのコメントがたくさん書かれていました。
自分だけがつらい思いをしているんじゃない、まず私はそう考えました。
そのサイトで人気の占い師さんに占っていただきました。「今はつらいかもしれません。しかしそれがのちの肥やしとなって大きな花を咲かせることになるでしょう。」そう占っていただいたとき、私の目から涙が溢れました。以前はたかが迷信だと、この手の恋愛占いは一笑にふしていました。今はそんな自分を恥ずかしく思います。
どんなときでも希望を失わずに生きていこう、私は占いによって人生をやり直す決心をしました。